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![]() 飯塚山 太養院(たいよういん)
明正寺の隣にあり曹洞宗の寺院です。行基の開山と伝えられ、かつて「飯ノ山」と称する丘にありました。器運山香積寺(きうんざんこうじゃくじ)と号していましたが、慶長5年(1600)黒田長政公の命により今の号に改めました。飯塚御茶屋は明正寺内にありましたが、寛永17年(1640)黒田忠之公が「飯ノ山」の太養院を現在地に移転し、その跡に御茶屋(宿場本陣)を設けました。現在は飯塚公民館です。
本尊は聖観音菩薩坐像で、菩薩の背部に「天平2年(730)庚午の年 行基作」とあるそうです。秘仏で御開帳等なし。その他に木彫の十二尊天像、十一面観音像があります。
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